2021年2月23日 20:10
りゅうちぇる「中学3年間は素を出せず…」 個性との向き合い方を告白
自粛生活が繰り返されたりストレスフルな世の中だからこそ、輝いて見えるのが、自分らしさを貫き、しなやかに生きる人たち。偽りのない姿だからこそ、自信が持てる。そんな時代を軽やかに駆ける、タレント・りゅうちぇるさんに人生論を語っていただきました。
3人のお姉さんに囲まれ、幼少期からカラフルで可愛いものが大好きだったというりゅうちぇるさん。以来、自分らしくのびのびと生きてきたかと思いきや、個性をコンプレックスに感じていた時代があったという。中学時代、派手なバッグを身に着けていたら「目立とうとしている」と先輩から目をつけられた。
「そこで、個性って目障りなんだ…と好きなものを封印し、中学3年間は素を出せず、空気を読んで生活していました。でも、孤独になりたくなくて自分を偽って周りに合わせていたはずなのに、心は孤独だったんですよね。
中3の時Twitterが流行り始めて原宿ファッションを知り、やっぱり自分らしく生きたい!と思った。そのためにはこの狭いコミュニティから出なければ…僕のことを誰も知らない、しかもモチベが上がるぐらい制服が可愛い高校でやり直そう、と中3の夏から猛勉強。僕の思いをわかってくれた親は引っ越しを決めて、学区外の高校を受験し通うことになったんです」