2021年3月6日 20:40
桐山漣 バラエティ番組でのぶっちゃけトークを「爪痕を残したいだけ」
相手がそうくるなら僕はこうとか、ある種のセッションみたいな感じですよね。
――これまでで、とくに面白かったセッションはありますか?
桐山:『おじカワ』もですし、ドラマ『いいね!光源氏くん』もですけど、とくにその楽しさを身をもって感じたのはドラマ『俺のスカート、どこ行った?』です。主演の古田(新太)さんに振り回されるナヨナヨした教師役だったんですけど、古田さんが本番でかなり仕掛けてくるんですよ。それを受けながらたまに引いてみたり、時には逆にこっちも攻めてみたり…。結構鍛えてもらいましたし、あらためてお芝居の魅力とか楽しさを感じる機会になりました。
――ご自身のなかで俳優としての意識が芽生えた瞬間って、どこだったと思います?
桐山:20歳過ぎてデビューして、いま13~14年くらいなんですけど、30歳手前くらいの時に、このまま続けるのはキツいかなって思ったタイミングがありました。正直…自分のなかで気持ちが腐っていたんですよね。その時に、『ロストデイズ』というドラマに出させていただくご縁をいただいて。
ここで結果を出せなかったら、たぶんもう仕事は来ないだろうなって思って、腹を括って臨んだ作品でした。