2021年3月13日 20:40
縮んだニットはスチームアイロンで復活! よくある洗濯の悩みに答えます
こうして再度洗濯すれば、かなり復活するはず。
「それでも戻らない場合は、衿元や袖口、裾などヨレや伸びが気になる部分のみ霧吹きなどでしっかりと濡らして、乾燥機にかけて。これは、濡れているものを乾燥機で一気に乾かすと、生地が縮みやすいという特性を利用したもの。乾いている部分は縮まないのでご安心を」
Q.ニットやカットソーの毛玉をできるだけ作らなくするには?
A.アイロンを使って生地の毛羽立ちを押さえて。
毛玉はそもそも毛羽立った繊維が絡まり、丸まってできるもの。そして、その原因となるのは摩擦なので、洗濯は優しく手洗いが基本。
「洗濯した衣類は繊維の表面が毛羽立った状態なので、アイロンでプレスをして毛羽立ちを押さえてあげると効果的。これで毛玉ができるリスクが減らせるはず。
しかし、なかには生地の特性上、絡まりやすいものも。その場合は、着用後に衣類用ブラシでブラッシングして、絡まりをほぐしてあげるのがおすすめ。また、手で生地を押さえるように軽く撫でてあげるだけでも、毛玉ができるスピードが違ってきますよ」
Q.濃い色、天然染料の色落ちを防ぐにはどうしたらいいの?
A.塩+中性洗剤で手洗いし、天日干しはしないこと。