2021年3月16日 19:30
実母に無理心中を図られた過去…ひとりの天才女性の「未来を変えた壮絶人生」
ベスと友達になり、パリに来たら連絡してねと約束する。1967年、パリの国際大会で、ボルコフとの対局の前夜に電話をしてきて、ホテルのバーにいるから飲もうとしつこく誘う。
ベスは誘惑に負けて、飲んでしまい、二日酔い。対局に遅刻してあわてて向かうハメに(第1話の冒頭のシーンがようやく!)。結局、コンディションが整わないままにボルコフと対局し、負けてしまう。
クレオ(ミリー・ブレイディ)の誘惑に負けて飲酒してしまうベス。
クレオは、友人なのになぜ大切な試合の前に飲みに誘ったのだろうか。しかも、しつこく。
もちろん、そういう性格なのだということで観ていても全然かまわない。が、「IMDb」(インターネット・ムービー・データベース)では、クレオがソ連のスパイなのではないか説も出ている。
ベスが勝つのを妨害するために行ったのだ、と。それを示す明確なシーンやセリフはないが、最終話のタウンズのセリフが、クレオ=スパイ説を傍証している。タウンズが、モスクワでの対局に駆けつける。
「すぐにビザが取れたの?」とベスに聞かれ、タウンズは「新聞社の世話でね」と答え、その後に、モスクワ大使館の協力もあったと語る。