2021年4月21日 20:30
Crystal Kay「幅広い世代に楽しんでもらいたい」初のカバーアルバムへの想い
Mr.Childrenなどの親が聴いていた音楽も、一緒に聴いていました。あとは、洋楽を聴くことが多かったですね。マイケル・ジャクソンやジャネット・ジャクソンのようになりたかったんです。
ーー1999年にシングル「Eternal Memories」でデビューされてから2019年にデビュー20周年を迎えて、現在、22年目となりますね。振り返ってみての変化はありますか。
いろいろな変化はありましたが、一番の変化は、やっと歌が深くなってきたことかな(笑)。さまざまな声が出せるようにもなってきました。
ーーお気持ちのうえでの変化はありましたか。
「自分のためじゃなく、人のために歌わなきゃいけないんだ」と思えるようになったのが、少し遅いんですが28、9歳ぐらいなんです。最近はコロナ禍ということもあって、自分ができることは歌しかないし、人は歌と音楽を必要としている存在なんだなとこの1年であらためて思いました。そう考えたときに、人に元気や勇気といった何かしらの「パワーを歌で届けるんだ!」という思いがさらに強くなりましたね。
ーー28、9歳のときから意識が変わったのは、何かきっかけがあったのですか。