くらし情報『色気を出すには「ゆっくり話す」が効果的!? 声と色気の関係』

2021年3月26日 19:10

色気を出すには「ゆっくり話す」が効果的!? 声と色気の関係

「脳の表層にある新皮質は理性を、その奥にある旧皮質は本能を司る部位。旧皮質は危険を察知するために無意識下でも働いており、特に音をいち早く感知します。目覚まし時計の音で起きられるのはそのためです」(山﨑さん)

また、旧皮質を含む大脳辺縁系が情動を司ることから、「声が脳内に入ると、最初に音が旧皮質に届き幸せホルモンといわれるエンドルフィンや癒し効果のあるセロトニン、または逆にストレスホルモンのコルチゾールなどを神経伝達物質が作り出し“心地いい・悪い”といった本能的な感情を生み出します。声の言語要素が新皮質に届くのはその後のこと。つまり人間は、言葉以前に声で相手に“好き・嫌い”などの感情を抱いているのです」(山﨑さん)

声はその人の履歴書。“同じ声”は存在しない。

本能的な感情を生み出すのが声の力なら、本能で“心地いい”と感じる声とは?まず思いつくのが、包み込むような低音ボイス。「声の低さは体の大きさに比例するため、人は低い声を聞くと“守ってくれそう”という安心感を得ると推測できます」(吉田さん)

ちなみに、声を作る要素は体型だけでなく、骨格や体調、性格や環境までもが影響を及ぼすという。

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