くらし情報『いきものがかり、“放牧”を経て変化 新たなチームワークとは?』

2021年4月4日 20:40

いきものがかり、“放牧”を経て変化 新たなチームワークとは?

放牧(2017年~‘18の活動休止)が終わった時にもっと能動的にやっていこうってみんなで決めたから。高校生の頃に3人でやっていた時のことを思い出して、『あれやりたい!』『これやりたい!』って素直にやってるよね。それがこの、お喋りな私に繋がっています(笑)」(吉岡)

では吉岡さんが広報担当だとしたら、水野さんは実際に社長として細かい業務にも追われる日々。山下さんはそれを「温かく見守ってます」という新たなチームワークの3人。今作でも全員で曲を持ち寄った。

「『もう一度その先へ』の歌詞はコロナ禍を経て書き直しました。今だからこそ書けた曲ですね」(山下)

「私は『明るいアップテンポの曲を作って』と言われて『チキンソング』を。男子にコーラスで騒いでもらうイメージで書きました」(吉岡)

他にも、インディーズ時代の恋愛ソング「からくり」を今の3人で味わい深く鳴らしたり、自問自答するようなメッセージで新境地を響かせる「BAKU」など、濃厚な作品だ。


「放牧前までは特に、曲から個人的な想いが前に出ないようにしてて。聖恵もあくまで語り部として自分の感情を出さず歌ってきたと思うんですけど、そのバランスが良い意味で崩れてきてる。

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