2021年4月3日 20:10
松島花「里親になるだけが愛護活動ではない」 #指一本でできるボランティア
ただ、この活動は生半可な気持ちではできないと一歩を踏み出すまでに随分悩んだという。
「年々数は減っているとはいえ、いまだに年間約3万頭もの命が消えていっているのが現状です(環境省統計資料参照)。そこで、保健所で“命の期限”が付いた猫や犬の情報を拡散し、里親を探すお手伝いができないかと思いました」
12歳から続けてきたモデルという職業柄、少しは拡散という面で役に立てるのではないかと思い「@hana_matsushima_animal」を開設したのは3年前。現在は約4.7万人ものフォロワーを持つまでに成長した。インスタグラムでは、「#指一本でできるボランティア」とハッシュタグを付け保健所に収容されている猫や犬の情報が日々投稿されている。
「命の期限の投稿だけでなく、皆さんの拡散により、里親さんが見つかったなどポジティブなメッセージも伝えていくようにしています。また、ボランティアさんの紹介や、いま動物たちに起きている様々な問題も発信しています」
ハードルを上げず、できることを少しずつ。
では、私たちにできることとは?
「私が伝えたいのは、里親になるだけが愛護活動ではないということ。