2021年4月11日 21:10
『おちょやん』で注目の倉悠貴 真面目な人柄が窺える、素直な言葉の数々
ちょっと人とは違う始まりだったんですけど(笑)、百人近くの人がいる中でカメラの前に立てるなんて、こんな贅沢なことはないなと。そこで、この仕事に対する意識が出てきましたね。今日も僕ひとりの写真のためにこんなにもスタッフの方々が動いてくださって。だから頑張んなきゃいけないし、本当にお芝居が上手くなりたいんです。3年目の今は、ゲームでいうとチュートリアルが終わる頃で、ここからはもう自分次第。努力しなければ、この先ダメになるという意識で取り組んでます。
――同世代の俳優たちとの交友関係は?
坂東(龍汰)くんや楽駆くん、大下ヒロトくん、鈴鹿央士くんや神尾楓珠くんとも仲がいいですね。
――人付き合いは得意なほう?
得意かどうかはわからないけど、僕自身は結構明るい性格で、テンション高めだと思ってます。
――ミステリアスな雰囲気があるので、意外です。
確かに暗いイメージってよく言われます(笑)。でも、大阪では面白いことが重要なんですけど、僕はそんなでもないし、別にカッコよくもないので、学生時代にイケてるグループにいたというわけでもないです。――同年代の方々とは仲がよくても、仕事ではライバルでもある?
そういう意識は、たぶん言わないだけでみんなにあるだろうし、嫉妬もしますけど、戦うべきはそこじゃなくて、どこまで自分と向き合えるか。