くらし情報『穂志もえか「“駆け込み寺”みたいな人」 共演した若葉竜也の魅力を語る』

2021年4月13日 21:10

穂志もえか「“駆け込み寺”みたいな人」 共演した若葉竜也の魅力を語る

道が複雑で、一人だと目的地にたどり着けなくなるんですけど(笑)」

そう笑う穂志さんのかわいい不器用さは、雪の魅力とも重なる。

「上り坂の途中で自転車に乗る、という場面では自転車に乗れず、そのまま押して走り去りました(笑)。私が演じたことで雪も不器用な人になったけど、結果的にはそれがよかったのかな、なんか人間っぽくて」

街の上で人と人が出会い、喜んだり落ち込んだり。作品にあるのは、ありふれた“日常”。でもコロナ禍という非日常を経たいま、その情景は一層まぶしく私たちの目に映る。

「生産性のない会話とか沈黙とか、ムダと切り捨てられがちなことに人の幸せや愛おしさがある。今泉さんが撮りたかったのは、そういうことだと思うんです。だからこの作品を観て『ああ、日常って幸せにあふれてるんだ』って思い出してもらえたらうれしいですね」

穂志もえか「“駆け込み寺”みたいな人」 共演した若葉竜也の魅力を語る


『街の上で』今泉力哉監督の長編最新作。
変わりゆく下北沢の街を舞台に紡がれる古着屋の青年・青と4人の女の子、そして街の人たちのゆるやかな日常。若葉竜也さんの映画初主演作としても注目。4月9日より全国公開予定。

ほし・もえか1995年生まれ、千葉県出身。語学堪能な才女にして注目の若手女優。

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