2016年7月7日 14:30
新ソニービルは「床も壁もない」 建築家の未来予想がスゴイ!
待ち合わせ場所やデートスポットとしても親しまれてきた東京・銀座のソニービル。今年6月に取り壊しとともに、新たに銀座に空き地を作る「銀座ソニーパークプロジェクト」が発表され、驚いた人も多かったのではないでしょうか?
そんな注目を浴びるソニービルで7月3日、同プロジェクトにまつわるトークセッションが開催されました。
「銀座ソニーパークプロジェクト」は、ソニー創業70周年とソニービル50周年となる今年から始動する、7年がかりで行われるソニービルのリニューアル事業。これまでのビルを解体した後、2018年から2年間、地上部は「銀座ソニーパーク」として銀座の街に開放し、2022年には、その期間に得た経験を活かして、新しいビルを建築する予定だといいます。
トークセッション第1回目のゲストは、建築家・青木淳さんと建築史家・倉方俊輔さん。「『ソニー』のパークは銀座の未来を開くか?」をテーマに語りました。
まず、イントロダクションとして、倉方さんがソニービルの概要を説明しました。
倉方さんが1階から7階までを連続した1つの空間をぶらぶらとさまよえる「花びら構造」という様式を採用したことで、ビル内で「立体の銀ブラ」