くらし情報『国のサポートは必要最低限…国民皆保険だけど、日本は“小さな政府”?』

2021年4月21日 18:40

国のサポートは必要最低限…国民皆保険だけど、日本は“小さな政府”?

意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「大きな政府 小さな政府」です。

日本はさらなる小さな政府になろうとしている。
国のサポートは必要最低限…国民皆保険だけど、日本は“小さな政府”?


「大きな政府」とは、税金を多く集め、その分、社会保障を手厚くするという国のあり方。イメージでいうと北欧の国々です。国に対する国民の信頼は厚く、必然的に民主主義指数が高くなります。自分たちのお金が適切に使われているかを国民が監視しますし、投票率も高く、民意は強く反映されます。

一方、「小さな政府」は、税率を抑える分、自分たちの力で自分たちの暮らしを維持するのが基本。外交や防衛は国が担いますが、国民の老後の面倒は自分たちで見るというスタンス。国がサポートするのは必要最低限です。小さな政府の代表はアメリカですね。

日本には国民皆保険制度があるので、大きな政府のイメージがあるかもしれませんが、数字で見ると、先進諸国のなかでも小さな政府なんです。国の支出を公的社会保障に充てる割合は、2010年の対GDPで見ると、フランスが32%、アメリカが20%なのに対して、日本は22%とアメリカとあまり変わりません。

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