2021年5月4日 19:40
冷蔵庫前キスした2人の距離は…? 『着飾る恋には理由があって』#2
とも。
話すうち、真柴もSNSは単なる仕事ではなく、自分が好きでやっていたことだったと気づきます。同じ「自分を見るための方法」が、駿には捨てることだったけれど、真柴にとってはSNSで一瞬を切り取ることだった───ということになります。もう駿の料理(エビではなかったけれど、真柴の好物であるさきイカを使っているところがにくい!)の味を知っている真柴は、てらいなく駿に「あなたは天才よ」と伝えます。そして突然の冷蔵庫前キス! キスの瞬間もさることながら、慌てて取り繕う二人、部屋でドキドキが収まらない二人の様子のほうが観ていて「キャー!」となってしまいます。なんてかわいい二人!
駿が料理するときの手さばきも見どころのひとつ(3話より)。©TBS
ひとつずつ「着飾る」のをやめていく真柴
このドラマ、中心にはもちろん真柴と駿、二人の恋があります。けれどそれだけではなく、真柴の“着飾る”も、駿の”雨だから休む“も、朝まで相談相手に付き合う陽人も、作品を追求する彩夏も、そして4人をおおらかに受け入れながらも自分のやりたいことを追求している香子も、それぞれがきちんと自分の仕事に向き合い、自分なりのやり方で日々を過ごしている姿が描かれてもいます。