2021年5月13日 19:10
安田顕と対談 SHOWROOM・前田裕二、リモートワークでは“ご機嫌力”を重視
同じ用件を伝えるにも、表現の仕方って無限にあるし、受け手側の読み取り方によっても印象がかなり変わる。だから句読点を入れる入れないとか、どこに入れるかだけでもすごく考えます。
安田:改行ひとつでも違いますよね。
前田:ですね。僕はここで一回ちょっと呼吸してもらおうっていう時に、意識的に改行や句読点を入れたりします。息をどれくれらい吸ってほしいか、で、読点にしたり、改行にしたり、考えています。
安田:前田さんは「上記の件、承知いたしました」みたいな返信をされるほうですか?あまりに素っ気ないからって「笑笑」とか入れたりして?
前田:あまりしないかもしれません。体裁以上に気をつけているのは、テンションや明るさです。
僕は文章上のやり取りの時は、いつもより2段階くらい明るくしていると思います。こんなスタンプ送るの?っていうくらい明るいスタンプを見つけると買っちゃっているような(笑)。たとえば、「承知いたしました」って硬めの文面送ったとしたら、その後にドラえもんが照れてるスタンプを使うとか…バランスですよね。
安田:前田さんの素晴らしいところは、偏見のないところですよね。僕がさっき「笑笑」って言ったのは、きっとそこにちょっと偏見があるからだと思うんですよ。