くらし情報『安田顕と対談 SHOWROOM・前田裕二、リモートワークでは“ご機嫌力”を重視』

2021年5月13日 19:10

安田顕と対談 SHOWROOM・前田裕二、リモートワークでは“ご機嫌力”を重視

でも前田さんは、新しい物事に対して、最初から否定じゃなく受け入れの姿勢でいますよね。つねにプラスの思考でいるというか。そういう柔軟さが前田さんのいまの仕事の形の根本にある気がしています。

前田:僕、たぶん変化が好きなんです。変化に対してストレスがないんです。

安田:前田さんがやられているSHOWROOM(※1)もそうですよね。著書(※2)にも書かれていましたが、ライブ配信が生のライブに敵わなくても、アバターというもので参加することで共有感を持って楽しむことができるとか。僕ね、金子みすゞさんの「椅子の上」(※3)っていう詩を思い出したんですよ。
少女が椅子に上る。それだけでいままで知っていた世界とか変わって見えて、想像力が見事に広がるという詩で。芝居にもあることですけれど、それがパソコンの画面であっても発想は同じなんじゃないかって。

前田:そんなふうに見ていただけていて、めちゃめちゃ嬉しいです。

安田:僕ね、リモート会議の利点にこのあいだ気づいちゃったんですよ。会話してると、相手が最後まで話しきる前に言いたいことがわかっちゃう時ってあるじゃないですか。対面だと、しゃべってる最中に誰かが別の意見をかぶせてきたり、遮ったりすることがあるけれど、リモートの場合、話を最後まで聞かざるをえないっていうのがあるんです。

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