くらし情報『衝撃事実! 男性だけの行事に女性が乱入して…根強い「男女平等の壁」』

2021年5月21日 19:30

衝撃事実! 男性だけの行事に女性が乱入して…根強い「男女平等の壁」

男女平等が声高に叫ばれているものの、まだまだ乗り越えなければならない“壁”が多く存在しているのが現実。そんななか、あるタブーを覆した女性が発端となって起きた事件をもとにした注目作をご紹介します。

『ペトルーニャに祝福を』

目次

・『ペトルーニャに祝福を』
・テオナ・ストゥルガル・ミテフスカ監督
・いままさに変化のときを迎えていると感じる
・女性の問題が改善することを期待している
・周りに合わせず、自分自身を保ってほしい
・誰にでも、戦うべきときがある!
・気持ちが高ぶる予告編はこちら!
・作品情報
衝撃事実! 男性だけの行事に女性が乱入して…根強い「男女平等の壁」


【映画、ときどき私】 vol. 379

大学で学んだ知識を生かす仕事に就くことができず、ウェイトレスとして働く32歳のペトルーニャ。母親の知人に紹介された縫製工場へ面接に行くものの、面接担当の男性からは「仕事ができないうえに、見た目もそそらない」という言葉を吐き捨てられてしまう。

最悪の面接からの帰りにペトルーニャが遭遇したのは、司祭が川に投げ込んだ十字架を最初に見つけた男性は1年幸福に過ごせると信じられている祭だった。半裸の男たちが川のなかで競い合うなか、思わず川に飛び込んだペトルーニャは十字架を手にする。しかし、女性が十字架を取ることが禁止されているため、群衆は怒り狂うことに。はたして、ペトルーニャの運命は……。


2014年にマケドニア東部の町で行われた祭で、女性が十字架を取って騒ぎになったという実際の出来事がもとになっている本作。ベルリン国際映画祭では、エキュメニカル審査員賞とギルド映画賞をW受賞するなど、高く評価されています。

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