2021年5月28日 19:30
大河好演中の藤原季節が主演「少し前まで窒息しそうだった」心境の変化を告白
いろいろな感情と向き合いながら続けていきたい
―28歳になって、30代やその先のことも考えるようになりましたか?
藤原さんさすがに考えるようになりましたね。たとえば、これまで感じていた精神的な苦しさが30代になって楽になるのかなとか、逆に楽になっていいのかといった疑問を抱くようになりました。
ただ、俳優という職業を続けるうえで、失ってはいけない苦しみや悲しみがあるんだろうなとも思うので、そう考えると少し不安な気持ちにもなりますが、いい映画を観て憧れを取り戻すことで突き進むことができたらいいなと。30代になっても、40代になっても、そういう気持ちを失わずに、さまざまな感情と向き合ってきたいですね。
―そういう意味では、藤原さんにとって映画自体が「のさり」なのかもしれないですね。
藤原さん本当にそうかもしれないです。映画と出会ったことで、いいことも悪いことも味わうことになりましたから。ただ、僕はどの職業を選んだとしても、きっと同じようなことを考えていたと思うので、たまたま出会ったのが映画だったというだけかもしれません。
―藤原さんはキアヌ・リーブスに憧れていると聞いていますが、海外に挑戦してみたいお気持ちもありますか?今後、どのようなことをしていきたいのかを教えてください。