くらし情報『鏡リュウジが占う! 2021年後半、転機をもたらす“日食・月食デー”』

2021年6月13日 21:10

鏡リュウジが占う! 2021年後半、転機をもたらす“日食・月食デー”

“部分”とはいえ、月のほとんどが地球の影に入り、それに先立つ8日には、月が金星を隠す金星食も。この時期は、公私を問わず、さまざまな転機の訪れを感じる人が増えるかもしれません。牡牛座は“所有”を意味する星座であり、それはお金や家、持ち物など形あるものを暗示。欠けた状態で昇っていくこの日の月は、「今まで持っていなかったもの」について問いかけてくるのかもしれません。ずっと憧れていたそれは、あなたにとって真に必要な運命のピースなのか。それとも、ある種の常識の中で「持っているべき」だと思い込んでいたのか。単純な要、不要だけでなく、心の在りようにも関わる所有への思い。今、手の中にあるものと、ないもの。
その対比が大事なことを教えてくれそうです。

皆既日食:12月4日
古代人が運命の予兆を感じた闇と冷気がもたらす人生の転機。
年の瀬に起こる射手座での新月。この月は皆既日食も。今回は南極付近で起こり、日本では観測できませんが、観測地域では太陽がすべて月に隠され、その瞬間、大気がグッと温度を下げるのを感じます。急に冷え込む闇の時間は、古代の人々が不吉な予兆を感じたのも無理ないほど厳格な雰囲気に。空を駆ける矢で表される射手座は遥か彼方にある理想を目指すとされ、幸運と拡大の星・木星を守護星とする星座。

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