くらし情報『沖縄のおばぁが統治者アメリカに7000万円を要求!? 裏に隠された悲しい過去』

2021年7月16日 19:30

沖縄のおばぁが統治者アメリカに7000万円を要求!? 裏に隠された悲しい過去

不平や不満を抱えていても、「自分ひとりでは世の中を変えることはできない」と諦めてしまうことはありませんか?そこで今回は、インターネットもSNSもない時代に、国家権力にひとりで立ち向かった沖縄のおばぁが繰り広げた衝撃の実話を基にしたドキュメンタリーをご紹介します。

『サンマデモクラシー』

目次

・『サンマデモクラシー』
・山里孫存監督
・当時のエネルギーを若い世代にも知ってほしい
・沖縄で決定権と発言権を一番持っているのは、おばぁ
・作品には、唯一無二の“川平節”が必要だった
・沖縄にあることを知って、一緒に考えてほしい
・未来のために、戦わなければいけないときがある!
・目が丸くなる予告編はこちら!
・作品情報
沖縄のおばぁが統治者アメリカに7000万円を要求!? 裏に隠された悲しい過去


【映画、ときどき私】 vol. 400

1963 年、米軍の占領下にあった沖縄では、祖国復帰を願う人々が日本の味としてサンマを食べていた。サンマには琉球列島米国民政府の高等弁務官布令によって輸入関税がかけられていたが、関税がかかると指定されていた魚の項目にサンマの文字がないことが発覚。

そこで声を上げたのは、魚卸業の女将である玉城ウシ。なんと、琉球政府を相手に徴収された税金の還付訴訟を起こし、現代の貨幣換算で7000万円もの額を要求することに。そして、ウシおばぁが起こした“サンマ裁判”は、いつしか統治者アメリカを追い詰める、民主主義を巡る闘いへと発展するのだった……。

沖縄史のなかでも、埋もれていた“伝説”に迫っているノンストップドキュメンタリー。そこで、本作誕生のきっかけについて、こちらの方にお話をうかがってきました。

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