くらし情報『血縁関係の枠組みに囚われない、新しい家族のかたち“拡張家族”とは?』

2021年7月16日 19:10

血縁関係の枠組みに囚われない、新しい家族のかたち“拡張家族”とは?

しかも、それが102人もいることって、生きていく上ですごく心強くて、豊かなことだから。

かくちょう・かぞく…同じ概念を共有し、広げていく家族のかたち。
拡張家族とは、2017年5月に渋谷の複合施設の住居スペースを拠点に始まったコミュニティ〈Cift〉が掲げる、新たな家族の在り方。世代も職種も異なる102人が、この「拡張家族」という概念を共有しながら暮らしている。現在はメンバーの約7割が2拠点~多拠点で暮らしを実践し、コミュニティを個々に拡張中。

血縁関係の枠組みに囚われない、新しい家族のかたち“拡張家族”とは?


共用部のキッチンに設置されている「どんぶりバンク」。日用消耗品など共同生活に必要な資金は誰でもそこから支出できる。一方、誰かに助けられた時や何かを借りた時などお金を入れるタイミングも自由。


血縁関係の枠組みに囚われない、新しい家族のかたち“拡張家族”とは?


京都にあるCiftのもう一つの拠点。もともと学生寮だった「京都下鴨修学館」の建物を全面リノベーションし、2020年に完成。敷地内には中庭もある。

石山アンジュさん社会活動家。シェアリングエコノミーを通じた多様なライフスタイルを提案している。著書に『シェアライフ』(クロスメディア・パブリッシング)がある。

※『anan』2021年7月21日号より。写真・村上未知インタビュー、文・菅原良美(akaoni)

(by anan編集部)

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