2021年7月23日 22:10
蒔田彩珠、役から影響を受け「家族からは迷惑がられてます(笑)」
連続テレビ小説『おかえりモネ』では、信念を持ち突き進む妹の未知を演じている蒔田彩珠さん。これまでの役から静謐なイメージだったけれど、本人曰く、意外にも天真爛漫な人なのだとか。そんな蒔田さんに、朝ドラやこれまでの出演作品、子役時代についてもお話を伺いました。
俳優としての意識が芽生えたのは10歳のとき。
――子役の頃から、難しい役柄を演じていますよね。自分が経験したことのないことをどうやって理解して演じられるんでしょうか。
役の背景や設定が近い作品を観たり、調べるとかですね。未知なら、牡蠣の養殖について調べました。
すべてを懸けて水産業を支えたいと思っているのが未知で、直接内面的な部分に繋がらなくても、そこが彼女をより深く掘り下げるためのひとつの材料だと思ったからです。普段は相談しないんですが、妊娠する役を演じるときには、お母さんに頼りました。
――『透明なゆりかご』で、親に内緒でお風呂場でひとりで出産するシーンが、あまりにリアルで…。
あのときは、お母さんが心配してアドバイスをくれましたし、動画を見て研究したりもしました。
――切り替えは上手いほう?
朝ドラに関しては撮影期間が長いので、切り替えなきゃってなりますけど、映画のように短期間でギュッと撮るもののときは、役から影響を受けますね。