2021年7月25日 18:00
「日本でインスピレーションを得られた」世界注目の巨匠KAWSが語る20年の軌跡
展覧会名に込められた想い
今回の展覧会名「KAWS TOKYO FIRST」は、20年前に渋谷で開かれた初個展と同じタイトルです。なぜ同じものにしたのか、その想いを語りました。
KAWSさんこのタイトルに落ち着いたのは、私のなかでひとつのサイクルが終わったと感じたからです。2001年に東京で初個展をしてから多くの変化がありました。その個展がベンチマーク的な意味をもっており、今回同じタイトルにすることで、原点に戻れるのではないかと考えたのです。
プライベート空間を披露した理由
会場では作家のアトリエの一部が再現され、プライベートコレクションも展示されています。その理由を次のように述べています。
KAWSさん私は常々ほかのアーティストのことをもっと知りたいと考えていました。私が毎日どういったものと暮らしているのか、何に興味があるのか、見ていただきたいのです。自分の個人的なスペースをみなさんと共有する場をもちたいと考えたのです。私の所有するコレクションを見て、ほかのアーティストの作品を気に入ったら、ぜひ調べてみてください。
特に見てほしいところは?
最後に、展覧会で見てほしいところを語りました。