くらし情報『生々しい…! 学芸員の心がざわついた「明治初期の“夢に出そうな不思議な絵”」』

2021年7月28日 19:00

生々しい…! 学芸員の心がざわついた「明治初期の“夢に出そうな不思議な絵”」

この作品を見たときの“心のざわめき”に耳を傾けて、展示室を後にしていただきたいです」(久保さん)

熱量に感動…!

生々しい…! 学芸員の心がざわついた「明治初期の“夢に出そうな不思議な絵”」


サントリー美術館のコレクション企画展に行くたびに日本美術が好きになっていく……そういう声をよく聴きます。その理由は、「見せ方」がとても親切だから。美術の知識がなくても楽しめる、見ているだけでワクワクするような展示になっているからだと思います。

例えば、単に茶碗が並んでいるだけではスルーしてしまうかもしれませんが、「裏もおもしろいですよ~」と鏡で見せてくれると、がぜん興味がわいてきます。

美術の見方やポイントを押しつけるのではなく、さりげなく教えてくれる、そんな絶妙な匙加減のおかげで楽しく見ることができ、日本美術の魅力にハマっていくのかもしれません。今回の展示では、学芸員さんたちの熱量の高さにも感動しました。

『ざわつく日本美術』は8月29日まで開催。


取材・文:田代わこ

Information

会期: ~8月29日(日)※会期中展示替えあり ※休館日:火曜日※8月24日は18時まで開館
会場:サントリー美術館
開館時間: 10:00~18:00(金・土は10:00~20:00)

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