2021年8月5日 19:10
「うっせぇわ」生みの親・syudou ヒットの秘訣は「アトラクション性の高さ」
ボーカロイドやネットカルチャー発のヒット曲が世を席巻。この新しいトレンドはどんなふうに生まれたのか?ボカロP/シンガーソングライターとして活躍するsyudouさんに、その背景とヒットの要因を聞きました。
なぜ、ここまで爆発的に、新しい音楽&アーティストが多くの人に受け入れられたのか?
昨年「夜に駆ける」で注目を浴び、いまやJ‐POPシーンを代表する人気者になったYOASOBI。そして「うっせぇわ」で一躍ブレイクを果たしたAdo。他にもボーカロイドやネットカルチャー発のアーティストによるヒット曲が相次ぎ、音楽シーンの様相は大きく変貌しつつある。この潮流はどのようにして生まれたのか?「うっせぇわ」の作者であり、自身もボカロP/シンガーソングライターとして活躍するsyudouさんは、「少し前から今の流れは始まっていたと思います」と、その背景を分析する。
「米津玄師さんの『Lemon』がわかりやすくヒットしたのも大きいし、ヨルシカさんや、ずっと真夜中でいいのに。さんなど、いろんな人がネットから出てきて、聴いてくださる方が増えていった。
僕個人としても、やってることはそんなに変わらないけど、周りが変わったという感じがあります」