2021年8月11日 19:10
“棒読み演技”が話題に!? ナイツ・塙宣之「現場にいた全員が凍りつくくらい…」
また、このドラマで共演させていただいているのは内藤さんをはじめ、本田博太郎さん、金田明夫さんなど超一流のベテランの方々ばかり。そういう方からすると、一周回って僕みたいなど素人の演技が面白いそうです。そういうものか、と思いました。僕としても漫才協会で65歳以上の方々と話を合わせるのは慣れていますから。会話の呼吸はぴったり合うんです(笑)。そこも買っていただいているのかな、と勝手に思っていますね」
とはいえ、もっとドラマのことを知りたいと塙さんはドラマ研究をスタート。現在は週に30本のドラマを視聴するドラマウォッチャーとしての顔も持つ。
「週30本見ても演技はうまくならないんですけどね(笑)。
でも、その仕組みみたいなものはわかるようになってきました。ドラマに芸人を起用する理由は“違和感”なんだと思います。内藤さんも自分のドラマには必ず芸人さんに参加してもらうとおっしゃっていた。芸人がいると色が変わっていいんだそうです」
役者だけでは出ない色が芸人には出せる。その色が混じることでドラマに幅だとか、ちょっとしたアクセントを与えることができるのではないか、とドラマウォッチャーの視点で塙さんは語る。