2021年9月21日 20:00
山崎まさよし「手こずりました」と語るデビュー25周年のメモリアルアルバム
(イギリスのミュージシャン)エリック・クラプトンであったり、(アメリカのシンガーソングライター)スティーヴィー・ワンダーであったり。他にもギタリストの曲や洋楽を聴くことが多かったですね。でもやっぱりザ・ビートルズ、なかでもポール・マッカートニーにすごく憧れていました。
僕が洋楽を聴き始めたのは、地元の山口県に住んでいた頃です。アメリカのヒットチャートを紹介する『ベストヒットUSA』(テレビ朝日系 1981年〜1989年/2003年より復活し現在BS朝日で毎週金曜 深夜0時から放送中)という、小林克也さんが司会をされている音楽番組のチャートをよく観ていて、興味を持ちました。
――いつ頃から楽器に触れ、シンガーソングライターを目指すようになったのですか。
中学3年生ぐらいのときにアコースティックギターを買って、ひとりで弾いていたのですが、高校生になると先輩とバンドを組んでドラムを担当しました。でも結局、高校3年生のときにみんなバンドを卒業していって、ドラムを叩くことがままならなくなって、ひとりでできる音楽はないかと考えるようになりました。
その頃、地元に「Boogie House」というライブハウスがあって、そこに「歌わせてくれないか」