くらし情報『世界的な父の影で抱えた苦悩…波乱の人生を送った女性活動家の真実と矛盾』

2021年9月3日 19:30

世界的な父の影で抱えた苦悩…波乱の人生を送った女性活動家の真実と矛盾

もし監督なら、どのように答えますか?

監督これは本当のことなんですが、私はエレノアの父であるカール・マルクスとすべて同じ答えになりました。特に好きなのは、「幸せとは?」への答え。彼は「闘うこと」と返しますが、私自身も勝つことよりも闘うことが大事だと思っています。そして、彼はすべてにおいて人間としてどうするかということも訴えていますが、そういった彼の考えにも私は賛成です。ラストで繰り広げられる彼らの会話すべてにも、伝えたいメッセージを込めています。

日本から強い影響を受けて育った

世界的な父の影で抱えた苦悩…波乱の人生を送った女性活動家の真実と矛盾


―それぞれの人物がどんな答えを出すのかも、観客の方々には楽しみにしていただきたいところですね。では、まもなく公開を迎える日本についておうかがいしますが、監督は日本に対してどのような印象をお持ちですか?

監督黒澤明監督の大ファンということもあり、私にとっては非常に大きな意味を持つ国のひとつです。黒澤監督の作品のなかで好きなのは、原爆のことを描いている『八月の狂詩曲』。私の前作『Nico,1988』でも戦争に触れていますが、私の心のなかには、第二次世界大戦の記憶や歴史がつねにあるように感じています。そういったこともあり、日本の歴史には以前からとても興味を持っているのです。

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