2021年10月1日 19:00
高野洸「ソロツアーを乗り越え自信につながった」と語る24歳の素顔
今作は夏をテーマにしたので、夏らしい言葉などをある程度メモしておいて、そのなかでも異彩を放つような面白い単語を選んで、曲にあてはまるか試していきました。そんなふうにして、何段階かにわけて、構成していく感じですね。
作詞の作業は、本当に楽しいです。ときどき僕の歌詞は独特だと言われるのですが、それは面白い言葉を集めているからなのかなと思いながら、曲を聴いたみなさんはどう捉えてくださるのか、気になりますね。
――2曲目「tiny lady」も高野さんが作詞を担当されていますが、この曲はどのようにして生まれた曲ですか。
今回、「Vacances」に収録している3曲は夏をテーマにしていて、「tiny lady」はテーマを決めるのにすごく時間がかかりました。この曲を聴いていると、4つ打ちのリズムが曲調的にも少し若い感じもして、イキイキとした、心が浮かれている様子を描いたほうが良いなと。さらに、ドライブしているときにもこの曲を聴きたいと思ったので、ドライブデートというテーマで、歌詞を仕上げていきました。
――歌詞に「ドライブの時くらい 君が俺見てよ」とあって、少し大人っぽい印象の曲です。
そうですね。