2021年9月21日 19:10
オズワルドの転機はあの“敗退” 「負けて学ぶことのほうが多い」
2年連続『M‐1グランプリ』決勝進出、『ABCお笑いグランプリ』優勝と、着実にスターへの階段を上っているオズワルドの二人。天職ともいえるお笑いとの向き合い方を伺いました。
2019年から2年連続で『M-1グランプリ』のファイナリストに選出、さらに今年『ABCお笑いグランプリ』で優勝し、いま熱い視線を集めているお笑いコンビ、オズワルド。二人がお笑い芸人を目指したのは、「自分の好きなことを仕事にしたい」という、共通の思いからだった。
畠中悠:中学生の頃、『爆笑オンエアバトル』を見たことがきっかけで、お笑いが好きになりました。高校卒業後に就職して3年くらい経った時に、さくらももこさんの『ひとりずもう』というエッセイ漫画を読んで、好きなことを仕事にするというのはなんて素晴らしいことなんだ、自分もそうしようと思ってNSCに入りました。
伊藤俊介:僕が最初に影響を受けたのは、『ダウンタウンのごっつええ感じ』ですが、一番の理由としては、「面白い」と言われることくらいしか褒められることがなかったから。あと、もともとは教員を目指していたけど、朝起きられない俺なんかが、子どもに教えていいワケがないと思ったんです。