2021年9月21日 19:10
オズワルドの転機はあの“敗退” 「負けて学ぶことのほうが多い」
畠中:いろいろ変えなきゃいけないと思い、先輩であるダンビラムーチョの原田(フニャオ)さんにネタを見てもらったんです。当時は、伊藤がボケて僕がツッコむというスタイルだったけど、「普段は伊藤がツッコんでいるんだから逆だ」と言われて、ハッとしました。実際にやってみたら、ちゃんと前よりウケたんです。ネタは会話の延長線上にあるものだと思うので、普段の人柄が映し出されるほうが見ているほうも自然な感じがするし、やっているほうも楽。こうした会話劇というのが、一番いい形なのかなと。
伊藤:二人とも竹原ピストルさんが好きなんですけど、“積み上げたもので勝負しても勝てない、積み上げてきたものと勝負しなきゃ”みたいな歌詞の曲があって。それが刺さりましたよ(笑)。
――今、目指すのはM-1優勝。
伊藤:その目標が大きくドーンとあるから、その先が見えない。その先に何があるのかを知りたいから頑張っているところもあります。
畠中:優勝しなきゃ、というプレッシャーとかはないですね。僕たちはチャレンジャー側ですから。守る人のほう、つまりM-1側こそ感じていると思いますよ。若手の憧れである大きな大会でい続けないといけないですから。