2021年9月30日 19:10
宇賀なつみ「目標は“翠ちゃん”&“姫ちゃん”」 “機嫌よく”生きるコツ
相手が話しやすい環境を作り、トークを引き出すアナウンサー。その会話の極意を知るべく、宇賀なつみさんにインタビュー。
相手も自分も機嫌よく会話できる状況を作る。
局アナ時代から明るく飾らない人柄で知られていた宇賀なつみさん。小料理屋の女将に扮した冠番組『川柳居酒屋なつみ』では、ゲストとお酒を楽しみつつ、ざっくばらんなトークで、MCとして普段とは違う相手のリラックスした一面を引き出す役割を担っていた。
「もともと人としゃべることが好きで、アナウンサーという仕事を選んだ一番の理由もそこなんです。あの番組は台本がほぼなくてかなり自由だったので、本当に普通におしゃべりしていた感覚。ただ心がけていたのは、ゲストが誰であれ態度を変えないこと。
もちろん目上の方であれば敬語を使うというような最低限のマナーはありますが。それは番組関係なく、普段からそうですね」
そんな宇賀さんの会話の基本は、“相手に興味を持つ”こと。
「よくコミュニケーション術や、しゃべりのテクニックを聞かれるんですけれど、それより大事なのは、誰であれ相手を好きになることだと思うんですよね。相手に好かれようと思うと大変だけど、自分が相手を好きになるのはいくらでもできる。