くらし情報『IT社長がポメラニアンになり…!? 『犬、バージンロードを歩く』作者、宮崎駿を意識』

2021年10月9日 23:10

IT社長がポメラニアンになり…!? 『犬、バージンロードを歩く』作者、宮崎駿を意識

「犬はしっぽや全身の動きでも感情表現できるのがいいですね。毛のある動物の描き方でいまでもよく覚えているのが、三鷹の森ジブリ美術館に行ったときに見た、宮崎駿先生によるトトロの描き方のコツの展示です。1本の線でベタに描かないで、ところどころペンの隙間を空けたり、毛をちょんちょんと出したりするといいと。動物を描くときは、そのアドバイスをいつも意識しています」

そんなぼんじりは、さりげなくことりに寄り添う。ことりもまた、その無垢な存在感に癒されている。

「大好きな母を亡くすなどつらい体験をしている分、ふつうの子どもよりは大人びた考えを持っていますよね。その反動で、唯一ぼんじりの前ではついいたいけな本音も出てしまう。マンガとしてはとてもいいキャラクターだと思って描いています」

桜二郎とぼんじりの出合いや、桜二郎から引き継いでことりを養育している、桜二郎といとこ・梅子との関係、梅子と母親の確執など、2巻以降は、登場人物たちそれぞれのバックボーンや関係性がさらに深掘りされ、明かされていくそう。
その前に、1巻のラストでは、見逃せない仰天の出来事が!ぜひ読んで、確かめてみて。

IT社長がポメラニアンになり…!? 『犬、バージンロードを歩く』作者、宮崎駿を意識


ハマサキ『犬、バージンロードを歩く』1守る守られるの関係を通して、少しずつ家族になっていくポメラニアンに転生した叔父と気丈な姪との絆が。

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