2021年10月27日 19:10
BTSが世界的な共感を得ているワケとは? エンタメから“いまどき男子”を分析
「マッチョなイメージもあったヒップホップも最近は多様化してきていて、センチメンタルなリリックを書くラッパーのLEXさんなども人気です。また、Adoさんの『うっせぇわ』の作詞作曲で知られるボカロPのsyudouさんは、嫉妬や悪意、苛立ちなど、誰の心にもありつつあまり表に出したくないような感情を歌詞にし、むしろ共感を得ています」(柴さん)
また、SNSでも等身大の自分を発信する男性が支持される傾向に。
「大学生でTikTokerの修一朗さんは、飾らない日常を発信してフォロワー数が200万超え。日常とはいえ自分とは違う毎日を見られる面白さがあり、“映え”に疲れた人たちが安心してアクセスできるコンテンツでもあります」(金丸さん)
岡室美奈子さん早稲田大学演劇博物館館長、早稲田大学文化構想学部教授。「テレビ史」などを担当。毎日新聞夕刊放送面にて、コラム「私の体はテレビでできている」を4週に一回連載中。
金丸雄一さんN.D.Promotion代表取締役。Z世代を対象としたシンクタンク組織「Z 総研」発足やZ世代をターゲットとしたプランニング、インフルエンサーのキャスティングなどを行う。
柴 那典(とものり)