くらし情報『昔のことを語るのも大事! 坂上忍の“懐古厨”必要論』

2016年9月21日 20:00

昔のことを語るのも大事! 坂上忍の“懐古厨”必要論

口に出さなくなった年寄りの方がむしろ問題だと坂上さん。

「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。

今回のテーマは「懐古厨」。懐古厨とは、昔の方が良かった、といった言葉を連発し、新しいものをその良さをよく知りもしないのに、否定したり貶したりする、大人げない人を皮肉ったネット用語。さて、この「懐古厨」に対する坂上さんのご意見は?

***

僕だって若い時は、昔のことを語りたがる大人たちをウザい!と思っていましたよ。それが、だんだんと自分が年を取るにつれて、それこそ年上の役割なんだなって思うようになったんです。

当たり前のことだけど、長く生きている分、今までに見てきたもの、感じたものがたくさんある。その経験の中で、良かったと思えるものに対してはブレちゃいけない。
良かった“昔”を、ちゃんと口で伝えていくべきだと思うんですけどね。

最近はそのジジババさんも、嫌われたくないからか、若者に迎合するようになってきたなぁって感じます。じつはこの方が問題で、不健全ですね。

年を取れば「昔は良かった」という思いは強くなるものだし、それを聞かされる若者は、年寄りをウザいと思うもの。

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