2021年11月7日 22:10
池田エライザ「もう今は音楽で好きなことをやってもいいかな」 1stアルバム発表
最近では映画監督としても多才な活躍を見せる俳優の池田エライザさん。この度ELAIZA名義で1stオリジナルアルバム『失楽園』を発表し、ミュージシャンとしても手腕を発揮する。
「音楽は、特にこれが好きというジャンルはないですね。普段からクラシックの後にBLACKPINK、その後にArctic Monkeysといった感じで聴いています。ジャンルというより曲調に好みがあって、それはスピルバーグよりもティム・バートンが好きって感じなのかも(笑)」
昭和歌謡のダンサブル・リミックスのような雰囲気の「Close to you」や、バンドネオンが異国情緒を感じさせる「Antique」など、多彩な曲調をELAIZAさんならではの色香と息遣いで歌いこなす。クラシック+ジャズがエキゾティックな「夢街」は、チャイコフスキーの組曲「くるみ割り人形」の「金平糖の精の踊り」のフレーズが盛り込まれた。
「バレエをやっていた頃、すごく憧れていた曲の旋律を入れてほしいと、SOIL&“PIMP”SESSIONSにお願いしてコラボしました。それこそティム・バートンぽい世界観の曲に仕上がっています」
自身で歌詞も手がけた曲たちは「風刺的なことをポップスで包んでエンタメにした」