2016年9月23日 20:00
「ヒントはYouTubeから」チャラン・ポ・ランタンが名曲カヴァー
姉妹ユニット、チャラン・ポ・ランタンがカヴァーアルバム『借りもの協奏』をリリース。まず選曲が予想のつかないものばかりでびっくり。聴くとアレンジの幅の広さに、さらにびっくり。サービス精神旺盛な楽しすぎるアルバムが完成した。
「2人で活動を始めたころから、オリジナル曲がほとんどなくて。
“いかに私たちらしくカヴァーして聴かせるか”というユニットだったので、カヴァーもレパートリーのうち、という認識でした。もう300曲ぐらいはカヴァーしています」(小春)
「だからカヴァーアルバムはずっと出したかったですね。出すなら様々なジャンルをギュッと詰め込むものにしたかったけど、レパートリーが多すぎて選べなくて、2人組アーティスト縛りにしました」(もも)
カヴァーしたのは邦楽ではPUFFY、フリッパーズ・ギターに、ザ・ピーナッツ、ポルノグラフィティと電気グルーヴの5組。時代もジャンルも超えた驚きのラインナップだ。さらに洋楽5曲を加え、古今東西の名曲を“お借りして”堂々カヴァー。YouTube世代らしく、関連動画を探りながら見つけ、カヴァーすることになった曲もあるとか。
「ザ・ピーナッツのような昭和歌謡は、私たちに似合うし、平和な感じにまとまると予測できますが、今回は出来上がりが想像を超えたところにある曲を多く選びました。