くらし情報『パパ活女子の前に現れた女性作家の目的は…打算的に始まる“百合”模様を描くコミック』

2021年11月22日 21:40

パパ活女子の前に現れた女性作家の目的は…打算的に始まる“百合”模様を描くコミック

作者の幌山あきさんが本作『マーブルビターチョコレート』に着手したのは、商業誌で「ウケのいい」マンガを描くことに行き詰まっていたとき。SNS上で読者から「百合になる二人の話」を読みたい、というリクエストをもらい、以前から温めていたパパ活をする女性のキャラクターが頭の中で動きだした。

パパ活女子×行き詰まった作家、互いを消費し合って始まる恋。
パパ活女子の前に現れた女性作家の目的は…打算的に始まる“百合”模様を描くコミック


「その待ち合わせの場に、パパのイメージとは真逆の女性が来たら面白いんじゃないかなと思ったんです」

パパ活をしているりこは、苦労のない人生を望む刹那的な考えの持ち主。そんな彼女の前に新しいパパとして現れる東(あずま)は、一見真面目かつ地味な女性。若くして華々しく小説家デビューしたものの、その後ヒット作に恵まれない東は、パパ活ルポルタージュを書くという真の目的を隠して、りこと距離を縮めていく。

「読者はある意味、東と同じ目線で、りこの印象がマイナスからスタートしていると思うんです。りこのいいところは嘘をつかないこと。
だけど、距離が近づくほど本心を言わないような子でもあるので、何を考えているのか知りたくなるんですよね」

りこがパパという存在を消費して生きるのに対し、東も執筆のネタとしてりこを消費。

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