2021年12月3日 19:00
結城アンナ、若い頃は「怖いもの知らず(笑)でもね…」超ポジティブ思考の秘訣
ネガティブなことが何ひとつないのです。
――特に印象に残った作品はありますか?
結城さん全部印象に残りましたよ(笑)。でも、すごく好きなのは《美しき世界》という作品。あまり人物は描かれていない風景の絵で、早い朝なのか夕方なのか、空がピンク色になっているのです。それを見ていると、「神様ありがとう。こんな美しい自然をありがとう」という画家の祈りのような気持ちをすごく感じたのです。
私もお散歩しているとき、特に朝の早い時間や太陽が沈むときの景色を見て、「神様ありがとう」と思うときがあります。その美しさを絵に表してくれたグランマ・モーゼスは、すばらしいなと思いました。
――自然への感謝が絵に表れているのですね。
結城さんすべての絵に感謝が出ていると思います。自然に感謝、身近にいる、がんばっている村の人たちに感謝。彼女はすべてに感謝しているということが作品から伝わります。
幸せのヒントがもらえるかも…
――グランマ・モーゼスは、テーブルなどにも絵を描いています。結城さんも、ご自宅の壁などに絵を描かれていますが、絵描きさんはいろいろなところに描きたくなるのでしょうか。
結城さん私は画家ではないけれど、グランマ・モーゼスの気持ちはわかるわ。