くらし情報『か、かわいい…! 日本の“名もなき”職人さんがつくった驚きの生活道具』

2021年11月28日 18:00

か、かわいい…! 日本の“名もなき”職人さんがつくった驚きの生活道具

職人によって生み出された昔ながらの美しい「モノ」が失われていくことに憂慮し、日本の伝統的な手仕事を維持し、文化を守るための「民藝運動」を進めていきます。

具体的に、彼らはどんな活動をしたのでしょう?

まず、民藝品を集めることから開始。日本各地を旅し、旧家や朝市などを訪れてさまざまな民藝を探し、蒐集していきます。

か、かわいい…! 日本の“名もなき”職人さんがつくった驚きの生活道具


さらに、欧米にも行き、イギリスでウィンザーチェアなどを買い付け、海外の生活スタイルや椅子文化を日本で紹介。東洋と西洋を比較し、世界の工芸やデザインの流れも見ながら、日本各地の民藝を発見していきます。

雑誌がおしゃれすぎ!


か、かわいい…! 日本の“名もなき”職人さんがつくった驚きの生活道具


柳らは、集めた民藝を雑誌や展覧会で広めていきます。

1931年には、民藝運動の機関誌として雑誌『工藝』を創刊。写真や記事で、民藝の美などを紹介しています。表紙には織物や漆絵が使われ、用紙は各地の手すき和紙を使用。紙や布がテーマとなっている号では、実物が貼り込まれています。

会場に展示されている雑誌は、表紙デザインがすごくおしゃれ。装幀や小間絵は、染色家の芹沢銈介や陶芸家の河井寬次郎など民藝の同人が担当し、素材も作り手もかなり贅沢です。

1936年には、日本民藝館が完成。

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