2021年12月19日 18:10
“真っ黒焼きみかん”で風邪予防!? 昔ながらの温活メソッド4選
一年で一番夜が長い冬至も間近の、寒さが募るこの時期。おうちでできる、ちょっぴり懐かしいあったかケアはいかが?古くて新しい、温活メソッドを集めました。
冬をあったかく過ごす、昔ながらの知恵に注目を。
例えば寒くて風邪をひきそう、という時。「しょうが入り葛湯が良い」「お風呂にゆずを」、そんなアドバイスを耳にしたことが一度はあるはず。昔ながらのこうした伝承には、「実は理に適っているものがたくさんあるんです」と、鍼灸師の田中友也さん。
「物質的に豊かではなかった時代から、人々は身近にできる工夫で体を温め、風邪などの不調を防いできました。経験の積み重ねから生まれた温活法は、現代の生活でも大いに役立つはず」
そうした民間の知恵の、ソースのひとつとされているのが、中医学をもとに日本で古くから発展してきた「漢方」の「養生法」。
「中医学は、自然と調和して健やかに暮らすことを目指した伝統医療。次の季節を元気に過ごすために、今の時期に心がけておきたい備えを指南するのが養生法です。冬は首や手首、足首を冷やさない、温める力のある旬のものを食べるなど、すぐにできることばかり。ぜひ取り入れてくださいね」(漢方家・櫻井大典さん)