2022年1月11日 20:10
読者が恥ずかしくなるほど!? 初々しい二人の恋愛を描く『おとなりに銀河』
“婚約”してから始まる恋……。初々しさにニヤニヤが止まらない!雨隠ギドさんによるコミック『おとなりに銀河』をご紹介します。
アニメ化もされた『甘々と稲妻』では、料理でつながる父娘の成長を温かく描いた雨隠ギドさん。
「前作とは違うものを、と思ってラブコメになりました。だけど蓋を開けてみたら家族の要素も意外と出てきて、描きたいものってブレないんだなと思っているのですが(笑)」
両親がいなくなり、幼い妹弟を養うべく、売れないながらも少女マンガ家として励む久我一郎。そんな彼のもとに、美人で仕事もできるアシスタント・五色しおりがやってくる。……と、ここまでは現実的な展開なのだが、五色さんは自称「流れ星の民の姫」だそうで、とあるハプニングでふたりは婚姻関係に。
「強制的な許嫁とか、出会ってすぐに恋人になるような展開は、ラブコメのお決まりですよね。
ハプニングの描き方は、実際に起こったらどうなんだろうっていう視点を持ちつつ、一方が嫌な思いをすることのないようにしたいと思っています」
しかもこの婚姻関係は、五色さんにとって不都合と思える行動を久我くんがとると、体調が悪くなるなど彼に何らかの罰が下されてしまう、なかなか厄介なもの。