くらし情報『瀧内公美、初ミュージカルに挑む 「人前で歌うのはお酒を飲んでいるときくらいでした」』

2022年1月17日 21:00

瀧内公美、初ミュージカルに挑む 「人前で歌うのはお酒を飲んでいるときくらいでした」

スナックくらいでちょうどいいってずっと言われていたんですけど…」

ミュージカル俳優やオペラ歌手など多彩な出自のキャストが揃うなか、演出の熊林弘高さんが物語の軸を担うパン屋の妻の役を瀧内さんにと熱望したのは、出演していた映画『火口のふたり』を観てのことだとか。

「近いとしたら、本能のままに生きる部分なのかなと思います。もともと私、熊林さんが手がける女性の舞台がすごく好きなんです。内面に抱える溢れんばかりのパワー…おぞましさだったり、悲しみだったり、怒りだったり、そういう多面的な部分が表現されているんですよね。稽古では、説明的な芝居が嫌いだそうで、『音に呑まれないで、葛藤だったり心の機微を大切にしてください』と言われます。かと思うと、『ボディビルの大会だと思って』とか『ここはドラえもんでお願いします』と要求されたり。毎シーン毎シーン予想外のことが起こるので、普通のミュージカルではございませんということはお伝えしておきます(笑)」

瀧内公美、初ミュージカルに挑む 「人前で歌うのはお酒を飲んでいるときくらいでした」
ミュージカル『INTO THE WOODS‐イントゥ・ザ・ウッズ‐』魔女(望海)の呪いを解くため森に入ったパン屋の夫婦(渡辺・瀧内)。そこで童話の登場人物たちと出会っていくなかで、ふたりは自らの心の内に抱えた不満や嫉妬などの感情と向き合うことになる。

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