厳しい冬の寒さは、今に始まったことではありません。現在のような暖房器具がなかった頃は、どのようにしてカラダを温めていたのでしょうか?白湯など、昔ながらの温活方法を詳しく解説します。
いいことだらけ!明日からはじめたい朝“白湯(さゆ)”
冷えには白湯が良いと聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?とはいっても、なぜ良いのか、どんな良いことがあるのか、ということは分からないかたが多いと思います。ここでは、明日の朝からさっそく実践したくなる白湯の魅力を「コンフィアンサ せき鍼灸院」セラピスト・市野さおりさんに紹介していただきます。
市野さおりさん寝起きのカラダは、一日のうちでもっとも体温が低く、乾いた状態です。そこで試してもらいたいのが、“1杯の白湯を飲む”という習慣。やかんで沸かしたお湯=白湯には、寒さで滞った血流を促進させ、血液を浄化してくれる作用が。胃腸への負担も少ないので、朝に摂る水分としては理想的です。作り方のポイントは、コンロを使うこと。火にかけて沸騰させると“火”のパワーを取り入れられるというのが漢方の考え方。効果もより期待できます。蒸気で水の中の不純物が飛ばされるので、味も驚くほどおいしくなります。
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