2022年1月19日 20:00
やっぱりすごい! カラダがポカポカに…今すぐ試したい昔ながらの温活3選
「お風呂にゆずを」、そんなアドバイスを耳にしたことが一度はあるはず。鍼灸師の田中友也さんに昔ながらのこうした伝承を聞きました。
田中友也さん物質的に豊かではなかった時代から、人々は身近にできる工夫で体を温め、風邪などの不調を防いできました。経験の積み重ねから生まれた温活法は、現代の生活でも大いに役立つはず。
真っ黒焼きみかんで風邪予防。
田中友也さん果物の多くは漢方では冷やす“涼性”なのですが、焼くとその性質が緩和されて、体が温まるおやつに。あつあつのうちに食べると体がぽかぽかしてきます。ビタミンCも多いので、美容や疲労回復にもいいですよ。
作り方はいたって簡単。田中友也さんみかんをトースターで焼くだけ。10分くらいじっくり焼いて、皮が真っ黒になったら出来上がりです。
漢方の養生法に基づいた温活
中医学をもとに日本で古くから発展してきた「漢方」の「養生法」。漢方家の櫻井大典さんに聞きました。
櫻井大典さん中医学は、自然と調和して健やかに暮らすことを目指した伝統医療。次の季節を元気に過ごすために、今の時期に心がけておきたい備えを指南するのが養生法です。冬は首や手首、足首を冷やさない、温める力のある旬のものを食べるなど、すぐにできることばかり。