2022年1月18日 20:00
「日本人は本当に親切で心強い」超人気ドラマで主演のオリー・アレクサンダーが見た日本
撮影現場では80年代の素晴らしい音楽をよく聴いていたのですが、そこからやる気やインスピレーションを得ることができました。
そのほかに、僕個人として一番難しさを感じたのは、母親とのシーン。お互いに愛しているのにそれをうまく表現できなかったり、激しい感情のやりとりが多かったりしたので、自分と両親との関係性がオーバーラップすることもありました。そういう意味でも、僕にとっては大きなチャレンジをしたシーンだったと思います。
―初主演を経験したり、3ピースバンドだった「Years & Years」をソロ・プロジェクトにされたりと、オリーさんにとって2021年は激動の1年だったと思います。俳優とアーティストを両立するうえで大事にしていることついて教えてください。
オリーさん2つのことをしているように見えますが、音楽活動では、歌手であり、プロデューサーであり、曲を書くライターであり、映像を作り上げる監督であったりと1人で何役もこなしているイメージです。俳優としては、1つの役にのめり込むので、そういった部分で音楽活動との違いはありますが、「表現」という意味ではまったく一緒。
お互いが助長しあっているような感覚ですね。