くらし情報『アメリカは日本の1.5倍以上の値段!? ビッグマックの価格から知る、日本の貧しさ』

2022年1月21日 20:10

アメリカは日本の1.5倍以上の値段!? ビッグマックの価格から知る、日本の貧しさ

政治の責任と言われますが、僕は、企業が投資先を見誤った結果ではないかと思います。海外からは情報や通信産業の市場を解放してほしいという強い要望があり、規制緩和の末に、気づけば通信業界はGoogleやAppleの主戦場となり、テレビ業界はNetflixやAmazonに市場を奪われてきています。

「ビッグマック指数」という、ビッグマックの価格を比較し、その国の物価や貨幣価値を測る指標があるのですが、アメリカでは日本の1.5倍以上の値段でビッグマックが売られています。アメリカは企業が成長し、国のGDPも個人の所得も上がっているので、値段を上げても売れるのです。日本は逆にデフレが続き、値段を下げないと売れず、企業の収益も上がっていません。日本が貧しい国になってきているという事実を、私たちは自覚しなくてはなりません。今年は参議院選挙があります。税金をどう使うのか、私たちの所得を上げるための政策を打ち出しているのはどの政党か。
危機感を持って選挙に臨んでほしいと思います。
アメリカは日本の1.5倍以上の値段!? ビッグマックの価格から知る、日本の貧しさ


堀 潤ジャーナリスト。市民ニュースサイト「8bitNews」代表。「GARDEN」CEO。Z世代と語る、報道・情報番組『堀潤モーニングFLAG』(TOKYO MX平日7:00~)

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