くらし情報『一級建築士が教える! 「地震に強い賃貸物件」の特徴』

2022年3月5日 19:40

一級建築士が教える! 「地震に強い賃貸物件」の特徴

甚大な被害をもたらした東日本大震災から11年、今年も間もなく3月11日を迎えます。毎年、このタイミングで改めて地震への備えを意識する人も多いでしょう。そこで一級建築士のリクドウさんが、「地震に強い賃貸の特徴」を教えてくれます。1人暮らしを始める方、引っ越しを考え中の方、物件選びの参考にしてくださいね。

一級建築士が教える!「地震に強い賃貸物件」の特徴

一級建築士が教える! 「地震に強い賃貸物件」の特徴


ーー地震の多い日本において、アパートやマンションなどの賃貸物件選びは、どのような点に注意すればいいでしょうか。

建物の構造と築年数、耐震工法、そして立地が大きなポイントになると思います。それぞれの基本的な説明をしていきますね。

建物構造:火災にも強いRC造がおすすめ!
建物構造はおもに次の4種類に分けられます。


  • 鉄骨鉄筋コンクリート(SRC造)
  • 鉄筋コンクリート(RC造)
  • 鉄骨造(S造)
  • 木造
地震に強い構造はどれだと思いますか?正解は、後に説明する耐震基準をもとに設計されていれば、どれも差はなく、構造にこだわることはありません。ただSRC造は、高層ビルなど大規模な建物に多く、単身者向けの賃貸物件ではほとんど見られませんので、ここでは例外と考えると、地震による二次災害に多い火災にも強いという点で、RC造がおすすめと言えます。

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