2022年3月20日 21:10
まるでジオラマ…でも現実世界!? 写真家・本城直季、初の大規模個展
シリーズで日常の風景を俯瞰することから始まり、そこから「kenya」「tohoku 311」など、彼が注目するエリアへとフォーカスする展開に。注目は本展のため新たに撮り下ろした「東京」の風景。国立競技場や東京の摩天楼、長時間露光によって住宅街の路地裏を撮影した「LIGHT HOUSE」まで約200点の作品を展示し、その活動を振り返る。
自分の住んでいる世界は、はたして理想的なのかをずっと問い続けてきたという本城さん。
「かわいいと言われることが嬉しい半面、都市が抱え込んでいる陰の部分も表現されているのが僕の作品。そんな都市生活の奥深さを感じてもらえたら」
small planet / Tokyo, Japan / 2005 © Naoki Honjo
small planet / Tokyo, Japan / 2002 © Naoki Honjo
play room / beach / 2005 © Naoki Honjo
kenya / giraffe / 2008 © Naoki Honjo
本城直季(un)real utopia東京都写真美術館 地下1階展示室東京都目黒区三田1‐13‐3恵比寿ガーデンプレイス内3月19日(土)