2022年3月23日 18:10
そもそもSDGsって何? 日本の20~30代にとっても身近な課題とは
もはや誰もが知っている言葉になったSDGs。でも、その意味をちゃんと説明できる人はまだ少ないのでは?まずは身近な話を交えながら基本のキを分かりやすく解説。
SDGsという言葉や、エコバッグを持ったりプラスチックのストローは使わないなどのSDGs的行動は、もはやすっかり日常に。でも、そもそもSDGsが何を目的としているのか、また“持続可能な開発”とはなんなのか。これを理解している人は実は少ないのでは。企業向けにSDGsに関するコンサルティングをしている玉木巧さん曰く、
「持続可能とは、今ある場所、ものがこの先に“続けられる、あるいは続く状態にある”ということ。SDGsは“今を生きる私たちの生活”の維持、さらに“未来の人たち”の人生の持続、そして人類が生きる場所である地球を存続させるために、設定された目標なのです」
地球を続けるために、というと、まず思い浮かぶのが環境のこと。
「地球の資源は有限で、今は枯渇に向かっています。
すべての問題は、別の場所に生きる人、あるいは未来と密接に繋がりがある。例えば魚を必要以上に獲ることで、どこか遠くに住む人たちが不漁になって仕事が続けられなくなるし、なくなってしまえば未来の人は食べることができなくなる。