くらし情報『綿矢りさ「小説を執筆する上でも大変影響を受けた」 自身のアニメ史を明かす』

2022年3月30日 20:10

綿矢りさ「小説を執筆する上でも大変影響を受けた」 自身のアニメ史を明かす

笑ったり、感動したり、大きく価値観を変えられることも。アニメはいつだって、私たちに寄り添ってくれる人生のバイブル的存在。トップランナーとして時代を創作し続ける、表現者、作家の綿矢りささんに「アニメ史」を伺ってみました。

“キャラ萌え”期を経て、日常を描くことのすごさが、ようやくわかってきました。
綿矢りさ「小説を執筆する上でも大変影響を受けた」 自身のアニメ史を明かす


高校3年生のとき、小説「インストール」でデビュー。以降、数々の話題作を世に送り出してきた綿矢りささん。幼少期からアニメに触れるも、その付き合い方は時代によって変化していったそう。

「中高時代は弟が好きだった『幽遊白書』を一緒に見て、蔵馬というキャラにハマったり、友人の影響で『エヴァンゲリオン』も全作制覇。
ただ、当時の私は周りに感化され、流行りに流されていた部分もあったと思います」

自分の好きなアニメとは…。それに気づかせてくれたのが、大学生の頃に見たアメリカの人気アニメ『ザ・シンプソンズ』だった。

「シンプソン一家の日常を描いたギャグアニメなんですが、今でも大好き。考えてみれば、『サザエさん』や『ちびまる子ちゃん』も好き。自分が惹かれるのはギャグタッチの家族ものなんだなって」

さらに、「『ザ・シンプソンズ』で初めて“失礼”というものを学んだ(笑)」

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